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CoIUと福岡市が連携協定を締結 天神に地域拠点を設ける予定、スタートアップ創出と人材育成で連携へ

CoIUと福岡市が連携協定を締結 天神に地域拠点を設ける予定、スタートアップ創出と人材育成で連携へ

2026年4月に岐阜県飛騨市で開学したCo-Innovation University(コー・イノベーション大学、以下CoIU)が、2026年10月28日(水)に福岡市と連携協定を結びました。CoIUは、学校法人CoIU(岐阜県飛騨市、理事長:井上博成)が運営する大学です。今回の協定は、CoIUが福岡市に地域拠点を開設することをきっかけとしたものです。福岡市がこれまで築いてきたスタートアップの基盤や地域ネットワークと、CoIUの実践型教育・研究をつなぐことを狙いとしています。

両者が連携するのは、「スタートアップの創出・成長」「地域課題の解決」「人材育成・定着」の3つの領域です。学生、企業、起業家、地域の人々が共に学び、挑戦できる環境づくりを進めていくとしています。

2026年4月に開学・入学式の風景
2026年4月に開学・入学式の風景

全国18か所に拠点を持つ大学と、イノベーション都市・福岡

福岡市は、官民連携によるスタートアップ支援や、企業・起業家がつながる環境づくりを進めてきました。また、国内外から人と事業が集まるイノベーション都市として発展してきました。現在も、多様な人材や企業が集まる都市の強みを生かして、新たな価値や事業を生み出す取り組みを展開しています。

CoIUは「共に文明を問い、未来を共創する」を建学の精神に掲げる4年制私立大学です。飛騨を主なフィールドとしながら、福岡市を含む全国18か所に地域拠点を置き、地域や企業との実践を通じた学びを展開しています。2年次以降、学生は各地に住み、地域の課題に向き合います。その際には、企業・自治体等での長期実践型の学び「ボンディングシップ」とオンライン授業を組み合わせます。

行政・企業・大学・地域をつなぐ2つの基盤

今回の協定を起点に、福岡市のスタートアップや企業・地域とのネットワークを、CoIUの教育・研究資源、ボンディングシップ、全国の共創ネットワークと接続します。さらに、福岡市との協定事項に加えて、福岡地所株式会社(代表取締役社長 榎本一郎)との連携で開設された地域拠点も活用します。こうした取り組みを通じて、教育と地域実践が循環する環境づくりを目指します。福岡市との連携協定と、福岡地所株式会社との拠点づくりをそれぞれの基盤として、行政、企業、大学、地域がつながる共創環境を育てていくとしています。

“問い”を育てるCoIU1期生たちの授業風景
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拠点は天神ビジネスセンターⅡの「Fukuoka Innovation Lab.Tenjin」に

CoIUは、福岡地所が天神ビジネスセンターⅡに開設する「Fukuoka Innovation Lab.Tenjin」に地域拠点を設ける予定です。この施設を拠点として、学生・教職員と、入居企業や起業家、ビジネスパーソンとの交流を促します。あわせて、次のような取り組みの展開を検討するとしています。

  • 実践型教育プログラム
  • 社会人向けリカレント教育
  • 共同研究・実証
  • 地域課題解決プロジェクト など

福岡市長の高島宗一郎氏は、AI時代には何を学び、どのような人になっていくのかという軸自体が変わってくるとの考えを示しました。そのうえで、地域との接点をどのようにつないでいくかも重要だと述べています。また、意欲ある若い人材が地域に入り、地域とともに悩み、考え、行動する経験は、きっと大きな価値になると語りました。さらに、スタートアップ企業が多く集まる同施設にCoIUのサテライトキャンパスが開設されることで、学生たちが地域の人々と交流しながら多くを学び、福岡から日本、そして世界の未来を切り開く人材へと育っていくことへの願いを述べています。

学校法人CoIU理事長の井上博成氏は、福岡市には挑戦する人をまち全体で支え、アイデアを社会実装へとつなげていく土壌があると述べました。福岡に地域拠点を開くことで、学生は起業家や企業、地域の人々と日常的に関わり、現場の課題から学びながら、自らの問いやアイデアを形にしていけるとしています。また、学生が地域から学ぶだけでなく、学生の視点や行動が地域や企業にも新たな気づきや変化をもたらす「双方向の学び」を生み出したいと語りました。福岡で生まれた実践を全国の地域拠点へつなぎ、各地の知見を福岡へ還元することで、人材と挑戦が循環する新たな共創モデルを福岡市の皆さまとともに築いていくとしています。

CoIUと福岡市が連携協定を締結 天神に地域拠点を設ける予定、スタートアップ創出と人材育成で連携へ

今後の展開と11月7日のフォーラム

今後は、協定に基づく具体的なプログラムと実施体制について、福岡市とCoIUが協議を進めます。学生が福岡の企業や地域と継続的に関わるボンディングシップの受け入れ先開拓をはじめ、起業家・企業との交流機会、地域課題をテーマにした共同プロジェクト、社会人向けの学びなどへ連携を広げていく予定です。また、福岡で生まれた問いや実践をCoIUの全国の地域拠点と共有し、他地域の知見やネットワークも福岡へ還元します。これにより、地域を越えて学びと挑戦が循環する連携モデルの具体化を目指すとしています。

「Future Education Forum in Fukuoka|福岡未来の学びフォーラム」を開催

あわせて、「Future Education Forum in Fukuoka|福岡未来の学びフォーラム 〜挑戦する人材が育ち、活躍するまち・福岡の未来を考える〜」が開かれます。AIをはじめとするテクノロジーの急速な発展によって、学び方や働き方は大きく変わろうとしています。このフォーラムは、学生・教育関係者・企業・行政が立場を越えて集まり、これからの教育と人材育成のあり方を共に考える場です。

  • 日時:2026年11月7日(土)13:25〜18:00
  • 会場:Fukuoka Innovation Lab.Tenjin(天神ビジネスセンターⅡ 4階)
  • 参加費:無料
  • 対象:高校生、大学生、教育関係者、企業・スタートアップ関係者、行政関係者など

CoIUは、「問いを立てる力」と「共創力」を育むことを教育の軸に据えています。所在地は岐阜県飛騨市古川町金森町11-15で、学部学科は共創学部地域共創学科です。学長は髙木朗義氏、特別顧問は宮田裕章氏が務めています。

出典:学校法人CoIU